【ゲーム感想】【ネタバレあり】マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドを遊んだ話

グループSNEさんから発売されているシリーズ
「MYSTERY PARTY IN THE BOX」より、
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドを遊びました。

マーダーミステリーについにゾンビものが登場したと聞き、遊ぶのを楽しみにしていた作品です。ゲーム紹介は別でするとして、今回は実際に遊んだ感想やらを綴りたいと思います。



注意

この記事は作品のネタバレ有りとなっております。

『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』は株式会社グループSNE様、株式会社コザイク様から共同出版されているパッケージ型のマーダーミステリー作品です。
マーダーミステリーというジャンルの性格上、このブログまたは動画等を見てしまうとパッケージ版の『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』は二度と楽しめなくなってしまいます。
それでも良い、今後絶対に『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』をプレイすることはない、という人のみ閲覧を続けてください

グループ SNE樣公式サイト:http://www.groupsne.co.jp/ コザイク様公式サイト:http://www.cosaic.co.jp/ Mystery Party in the Box 公式サイト:https://mpb.cosaic.co.jp/



感想のその前に


冒頭でも言及しましたが、この作品はマーダーミステリー作品のパッケージ版において類を見ない「ネタバレOK」作品です。
ネタバレすると二度と遊べない=パッケージ購入に繋がらない可能性があるにも関わらず新たな試みをされる。真意もちろんわかりませんが、マーダーミステリー業界発展や将来を見据えてのことだと思うので、グループSNEさん、スタッフの皆さんへ敬意を払わずにいられません。いつも楽しい作品と物語体験をありがとうございます!


※マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドはネタバレOKではありますが、一定のルールがあります。パッケージに記載されておりますので、必ずルール遵守の上にネタバレをしましょう

※2021年5月現在、「MYSTERY PARTY IN THE BOX」においてネタバレOKの作品はマーダーミステリー・オブ・ザ・デッドのみとなっています



以下、作品のネタバレとなります。
上記の注意事項を必ずお読みの上、スクロールください
































ネタバレしますよ?


























マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド!!
いやーーーー楽しかったーーーーー!!!

この記事を読んでいる方は既プレイの方が多いと思いますので、ゲーム紹介やら導入等々は省きます。自分がどんな考えで、ゲームを進めたかを順番に振り返ってみますよ。


わたしが選んだキャラクターは「アキラ」でした。
ご存知、犯人でございます。


設定書の読み込みをし始めたときから、何か嫌な予感はしたんですよね。
実は警察官じゃないとか、王国のトップであり続けたいという思想だとか…。
はるちゃんに痛いラブレターも送ってるし、全方位でヤバいやつじゃないですか。

「あなたは犯人です」って記載はなかったので、頼むからヤバいやつ程度で踏みとどまってくれ、って思って読み進めましたが、ダメでした。やってましたね。

というわけで諦めて、逃げ切るための作戦(言い訳)を考え始めます。


ゲームがスタートしたら、とにかく大きな嘘はつかないようにしました。
証拠カードの内容と証言とが辻褄が合わなくなるのが怖いので、嘘もまじえつつ、ギリギリのところまで証拠は出しました。

たとえば、

  • 「アリバイの話をしよう、和田と昨晩会った人」と言われ、素直に手を上げた
  • 和田に住人失踪の件をバラすと言われて、逆上して拳銃の柄で殴ってしまった。気絶させた後はその場を立ち去った、と証言

などなど。
アリバイを明かすのはさすがにヒヤヒヤしました。
このとき手を上げたのはアキラと聡だけだったので、ここで疑われてもおかしくないなと思いました。


住人失踪に関しても嘘をつきつつ、誰に質問された訳でもないのに積極的に発言していきました。

  • 住人を差し出したのは和田に脅迫されていたから。皆のため、そして物資を手に入れるため仕方なかった
  • 7人の失踪事件は自分のせいだが、はるの母親については自分は知らない
  • はるにラブレターを送ったのは自分ではない

ラブレターは「これは絶対アキラが送ったんだってはるちゃんが言ってたよ」って噂を聞いた瞬間、はるちゃんの元に飛んでいって必死に弁解しましたね…。
「Aよりってあるけど、僕じゃない…信じられないかもしれないけど」
疑わしそうな目のはるちゃん。
後から聞いたら、60%くらいは疑ってたんだとか。だよね!!わかる!!!!


ラッキーだったのは、調査で安全圏の記してある「地図A」を引けたこと。
脱出アクションのため地図が欲しい凪咲が、取引を持ち掛けてきてくれたのです。

「地図A」の重要さに気づき、その場の勢いで「自分も安全圏へ行きたい」と咄嗟に嘘をつくわたし。
「一樹と一緒に脱出するのが条件」と言われたけど、アキラとしては連れてってくれれば何でもいいので快諾!何とか脱出計画を成功させて、破壊工作したいからね!!


これ絶対バレるやん、、と設定書読み込み時は思いましたが、概ね順調にゲームは進みます。しかし残念だったことも2つありました。


1つ目は、感染した人物を勘違いしていたこと。

これは普通ーーーにわたしの凡ミスですが、一樹の証拠カード「血にぬれた靴下」にある「女性用の靴下」という記述を見過ごして「一樹が感染してるんだ!!」と信じ込んでしまったのです。アホーーー
大真面目に聡にも誤情報を吹き込んでしまったので、聡は一樹に投薬。
鍵も地図も揃えて、一樹も一緒についてきてくれたのに、脱出中に凪咲はゾンビ化…。悲しかった…。
ちゃんと破壊工作したかった…。


2つ目は、聡の秘密に気付けなかったこと。

アキラのアクション「告発」は、身近に感染者がいる人物を指させた場合、その感染者を追放できます。そこで一樹を指してしまったんですよね。
だって一樹が感染してるって思ってたんだもの。。。
聡の恋人がゾンビとかわからんやん??
聡は何か秘密を隠しているとは思ってましたが、まさかアイドルオタク設定がここで生きてくるとは知らなんだ。


聡の秘密に気付けてたら、最終得点はパーフェクトでしたね。
そう、投票フェイズで1票も入らず、犯人アキラ完勝でした。

和田を殺したのはゾンビ信棒者か否かという最終議論で、信棒者だという結論に。
そこで信棒者だと判明していたタマミに最多6票入り、拘束。

「わたし元信棒者だと思うんですけど、実は…記憶がないんです」
と突然言い出した、我らがタマちゃんでしたが、拘束されてしまいました。
咄嗟にこんなでまかせ言えるのは天才かと…。実際、わたしはこの嘘信じてましたし。
ちなみにやえこは最後まで信棒者だとは気づかれませんでした。


エンディングブックを読み上げ、アキラがニヤリと口元を歪めた描写がされると、「ええええーーー!!!」っと声が。これはありがたくも、気持ちよかった…。

そのときは上手く逃げ切ったなとニヤニヤしてましたが、今思うと犯人にたどり着くのはなかなか難しい作品なのかなと。
というのは、別グループで遊んだ際にGMを務めたんですが、やはりアキラに1票も入ってなかったんですよね。
犯人を当てれたよ!ってグループの方は、ぜひプレイログを…プレイログをください…!


難易度はともかく、ゲーム中も感想戦も、みんなでわちゃわちゃ楽しく遊べたのが何より嬉しかったです!
ゾンビがテーマなのに、みんな全然暗くなかった!!

全部余談ですが、
タマちゃん、はるちゃんって呼びあうのがもう楽しい。女の子可愛い。
前園が一樹に「説得」を使われて、殺害を指定してたタマちゃんに「許す!!」と大きく宣言したのも笑ったし、聡の自己紹介時「ポ〇〇ンマスターの聡です」って話したのも、良きすぎる。

あと個人的には、凪咲と一樹のカップルが、見ていて非常に楽しかったーー!
ゲーム終了後、最終的にタマミとくっついた一樹に対し、「何でだよー!納得いかーん」と凪咲が怒って、はははーとにこにこしている一樹。微笑ましかった!!!可愛いかよ!!


とまあ、こんな楽しい物語体験ができるから、マーダーミステリーはやめられないんですよね、という思いしかない経験でした。
制作者様、そして企画してくださった方、同卓してくださった皆様に感謝です。
これからも、マーダーミステリーで遊んでいきましょうね!!

そしてマーダーミステリー・オブ・ザ・デッドのプレイログが、わたしはまだまだ読みたいぞ!!
既プレイの皆さま、感想お待ちしています!!



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