【うまぴょい伝説ウイニングライブ】「熱意を持たない者」がいない世界

うまぴょい伝説の何がそんなにいいんだろう。

話のまくらをこのように書くと、何だこのブログ主はウマ娘を否定しているのか、と思われる方が多いかと思うが、逆である。

何故こんなに聴き入ってしまったのか、という話を今日はする。



はじめに申し訳ない話をする


最初に断っておく。
わたしはウマ娘 プリティーダービー自体はちょっっっっっとしか遊んでいない。
本当にちょっとだ。申し訳ないくらい僅かだ。
旦那におススメされて少しだけプレイするも、育成ゲームが苦手で断念した。

それに、アニメ版も見ていない。
そんな奴が語る内容など高が知れているので、引き返すなら今だ。

それでもいい、下らない話だろうが聞かせてみろ。
という方だけ読み進めてほしい。



ウマ娘


2021年5月末日。世間ではウマ娘 プリティーダービーが大流行している。

今更わたしなどが紹介するまでもないが、ウマ娘 プリティーダービーはCygamesからリリースされたゲームで、競走馬を萌え擬人化したキャラクター「ウマ娘」を育て、レースの勝利を目指すという育成ゲームだ。

ウマ娘たちは育成を経てレースへ臨む。そしてレースに勝利すると、ウイニングライブという、観客と勝利の喜びをわかちあうライブステージに立つのだ。

レースに出場したウマ娘全員がライブに参加できるが、4着以下はバックダンサー、3着以上はソロがあり、もちろん1着は舞台ど真ん中、センターに立てる。センターなら舞台に設置された巨大スクリーンにも顔面ドアップで映してもらえる。


と、大まかなシステムはゲーム未プレイのわたしですら知っていた。

ゲームリリース当初から今日まで、SNS(主にTwitter)でウマ娘の投稿を見ない日はない。トレンドにもしばしばウマ娘関連の話題が上がってくる。

ウマ娘リリース時にプレイ画面の動画を見たときは驚いたものだ。
何て滑らかに走るのだと。

ウマ娘たちが全速力で芝の上を走る。その行為が、フォルムとしても、彼女たちの意気込みとしても美しかったし、今までのゲームアプリでは考えられないくらい躍動的で、生き生きとしていた。

が、その美しさに感動は覚えるも、興味はそこまでだった。
みんなが楽しそうに遊んでいるのを眺めているだけで十分満足していた。

うまぴょい伝説のウイニングライブに出会うまでは。



うまぴょい伝説


うまぴょい伝説。

ウマ娘 プリティーダービーのイメージソングであり、そこから派生したアニメなどの企画でも使用されている楽曲らしい。(それくらいの知識しかないにわかだと思ってほしい)

またしてもSNSの話になるが、ウイニングライブの情報が流れてくるときは、大体うまぴょい伝説もセットになることが多かった。
他にもっと曲はないのか?と心配になるほど、他の曲名は耳にしない。
このゲームにとって、きっと強い思い入れがある曲に違いない。リスペクトをもって歌われているのだな、と思っていた。

しかし、実際の楽曲を聞く機会には何故か恵まれず、歌への関心だけが高まっていくことになる。

そもそも歌詞にある、「うまだっち」とか「うーーーうまぴょい」とか、どんなリズムで歌ってるんだ。歌詞だけ見ると語呂が悪くないか?
とにかく電波ソングなんだな、これは一度聴いてみないといけん。

青春時代にニコニコ動画で「

魔理沙は大変なものを盗んでいきました」や「

巫女みこナース・愛のテーマ」などを楽しく拝聴した身としては、電波ソングには非常に興味がある。
そこでうまぴょい伝説だけでも聞いてやるか、という軽い気持ちでYouTubeへ行き、そこでうまぴょい伝説ウイニングライブの動画を視聴し始める。



その時のわたしはまだ知らない。

うまぴょい伝説を、メンバー違いで1時間以上も視聴し続けることを、まだ知らない。



うまぴょい伝説の感想


はっきし言って、すんごかった。
(旦那から)噂では聞いていたが、予想以上だった。


まず、歌。
3着以内に入ったウマ娘たちが、パート分けしてうまぴょい伝説を歌うわけなんだが、どのウマ娘が3着以内に入っても成り立つようにできてるとは思わなかった。
声が高い子、低い子、幼い子、大人びた子。
どのキャラクターがトリオを組んでも違和感がない。

声質が似ているメンバーが組むと、宝石箱のようにハーモニーが美しい。
異なるメンバーが組むと、その違和感が癖になって耳がぐいぐい惹きつけられる。
もちろんソロも1人1人特徴があって、聴きごたえがあるのは言うまでもない。


次にダンス。
レースであんなに滑らかな動きができていた彼女たちだ。
もちろんダンスも申し分ない。

バックダンサーになっている4着以下のウマ娘たちも同様だ。
彼女たちはステージと、ステージ下に設けられた円型の花道(?)を行ったり来たりして踊るのだが、わたしはその移動シーンに目を釘付けにされた。

観客へ向けて手を振りながら、決められた立ち位置へ移動していくウマ娘たち。
4着以下だからと使いまわしのモブキャラを使うのではなく、きちんと毎回違ったウマ娘が登場する。走る様が可憐である。

ラストに全員がステージ上に集合するシーン、歌詞でいうと「ばきゅんぶきゅん かけてゆーくーよー」のところだが、
バックダンサーは舞台上に移動しつつも観客に完全に背を向けず、やや後ろ歩きをしながらステージ上の定位置に並ぶ。
「舞台上で客席に尻を向けるな」と劇団時代よく先輩に言われたものだが、彼女たちはそのセオリーにきちんと従っている。
ライブシーンでのこの細かい動き、クオリティ高すぎはしませんかね。わたしが最近のゲームを知らないだけですか?


そして、カメラワーク。
秀逸。秀逸。秀逸。

ちゃんとアイドルライブのカメラワークだ。
これがあったおかげで、1時間以上も耐久うまぴょいできたと言っても過言ではないかもしれない。

センターに佇む3着以内のウマ娘たちを、引きで全身で映したり、寄って上半身を抜いたり。
とにかくトップ3の可愛さというものを存分に見せてくれる。
しゅんとしたり、ぴょんぴょんしてる耳もちゃんと映ってる。

かと思えば、ステージ下でバックダンサーが頑張っている姿を撮ってくれたり、ダンスのフォーメーションの美しさがわかる構図になっていたり、飽きが来ない。


アイドルの生ライブを視聴しているかのような、立体感。
勝利の喜びを表現するという名にふさわしい、ウマ娘たちのパフォーマンスにかける熱気。
そしてゲーム内の観客とウマ娘たち、そして我々視聴者が味わう喜び。
それらが混然一体となって、もう何か、幸せになっちゃうのだ。



嬉しかったこと


うまぴょい伝説のウイニングライブにおいて、特に嬉しかったのは、バックダンサーや風景が丁寧に描かれているという点だ。


わたしはミュージカルを見るのが好きだ。
特にミュージカルのナンバー、つまり歌ったり踊ったりするシーンが好きなわけなんだが、その中でも全員で歌い踊るシーンが1番好きなのだ。

主役1人がソロを張るでもない。
主役とヒロインが2人きりで愛をささやき合うでもない。

主役格メンバーはもちろん、名も知れぬアンサンブル(役名のない役のことと考えてもらえればOK)が謎に大量出演して、飛んだり跳ねたり、喜んだり悲しんだりしながら舞台上を駆け巡りながら踊るナンバーがいっっっっちばん好きだ!!

こういったナンバーはミュージカルのオーバチュア(最初の曲)に多い。
物語の導入、照明の暗転と共に観客を演劇の世界にずずずずずっと引き込んでいく、魅力的でパワフルな曲が多い。

何故好きなのかと言われれば、役者陣の感情の高ぶり、そして一体感を感じ取ると、多幸感を覚えるからだ。全力で表現してくれると、こちらまで思わず感動してしまう。


同様のことがうまぴょい伝説にも言える。

うまぴょい伝説は決して上位3着のウマ娘だけで作られてるのではない。

ライブの始まりは、彩鮮やかな照明、そして観客のペンライトが舞台を照らす。
舞台上の上下(かみしも=上手・下手)に整列した4着以下のウマ娘たちが、シルエットとなって浮かび上がり、奈落から登場する上位3着のウマ娘を迎える。

「位置について よーいドン!」

の台詞で一斉にステージ上へ駆け出すウマ娘たち。

軽快でポップなメロディーと、個性的な歌詞とが観客を引き付ける。
曲全体を通じて、皆がダンスや歌、表情で思い思いに自己表現し、ラストまで観客の心を掴んで離さない。
舞台上、どこのシーンを見ても手を抜いている者がいない。熱意を持たない者がいない。
ステージ上と客席、そしてスマホやPCの画面を飛び越えたわたしたちの世界までもが、熱い気持ちでこのライブを味わう。

これこそが、舞台を見る喜びだと、わたしは思うのだ。



超余談(読み飛ばしてください)


余談の話。

全く馬の名前を知らないわたしだが、ハルウララくらいは知っている。
彼女のセンターには、さすがにグッとくるものがあった。
目をキラキラさせて一生懸命歌っている姿が、めちゃめちゃ可愛い。元気出る。
体操服みたいな衣装でセンターはどうかと思うが、そこもいいよね。

何も知らないくせに勝手なものだが、推しウマ娘はビワハヤヒデ。
彼女はセンターもいいが、2着か3着の立ち位置で、舞台下からステージに上がる時に客席へ向けて手をふってくれるのがおしとやかでふつくしい。

うまぴょい伝説のパフォーマンスを見て、つい好きになったのがテイエムオペラオー。
独特な歌いまわしと、チャーミングなダンス。好きになっちゃう(シソンヌ風に)。



最後に


こんな幸せなステージを見せてくれて、ありがとうウマ娘。ありがとうCygames。
舞台に立つ者を応援する喜びや幸せを、教えてくれてありがとう。

そして、こんなにわかの長文を、ここまで読んできてくれた方がいるなら、本当にありがとう。
ウマ娘をプレイしていない以上、何と言ってこの文章を締めくくればいいのかよくわからないのだが、ウマ娘にはまっている人たちの気持ちはすごくわかる。

ゲームの面白さはもちろんのこと、ウマ娘や実際の馬たちには歴史がある、感動がある、そして大きな感情が渦巻いている。
そういった部分がわたしたちを突き動かしてしまうのだろう。
密かにこれからもウマ娘を応援していきたい。



これだけ本当に困ってしまうのだけど、この先当分、わたしの頭の中にはうまぴょい伝説がリピート再生されるんだろうな。
うーーーうまぴょいうまぴょい。



【2021/5/17~5/23】1週間を振り返る【備忘録】

弘前でもコロナが猛威をふるった1週間というか、何というか。

そんな中、楽しくマイペースに生活しております。たけなみです。
自分でもびっくりするくらい元気。
げーーーんき!!

今日も先週書いたブログや遊んだゲーム、印象に残った出来事について振り返っていきます。
相変わらず自分用の備忘録です。書いていくよー。



ブログについて 


今週は2記事投稿。


1つ目が
【2021/5/10~5/16】1週間を振り返る【備忘録】

備忘録として、1週間を振り返る投稿。
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドを遊んだり、スキャナが来て喜んだり、マルコ・ポーロの旅路を説明して喜んだりしてました。




2つ目が
ゲームアツマールに投稿されたRPGツクール2000/2003のゲームを遊んでほしい

ゲームアツマールで、懐かしのRPGツクール2000/2003のゲームが遊べると聞き、興奮しながら書いた記事。
こう…文章の稚拙さが悲しいというか…大好きなもののを「良さ」を伝えるって、何でこんなに難しいんだろうと思いながらも、熱意だけは込めました。




遊んだゲーム


TRPG初めての方向けのイベントを開催し、GMを務めました。


シナリオは「悪霊の家」
クトゥルフ神話TRPGのルールブックにあるサンプルシナリオを、遊びやすく改変して使用しました。

TRPG初めての2名様に参加いただきましたが、とても楽しんでいただけたようでホッと胸をなでおろしております。
TRPGは好きなんですが、GMとなると前日辺りから途端に緊張するんですよね。

状況を見てになりますが、1ヶ月に1回程はTRPGイベントができたらなと思っています。
GMは自分がやるかもしれないし、どなたかにお願いするかもしれないし。その辺はわかりませんが、興味ある方は参加いただけると嬉しいです。



その他&1週間の感想


おそらく2020年7月以来、約半年以上ぶりにツイキャスをしました。


有益な情報をお届けできたらさぞかし有意義なんでしょうが、毎回なかなかに中身がない配信です。人前で喋るのが大層苦手でして…!

気が向いたらやる、くらいの配信頻度ですが、もしタイミングが合ったら聞きにきてやってください。配信する際はTwitterで事前に告知するようにしています。



ではでは、今週も1週間を過ごしていきましょう。
変化や不安の多い季節です。
くれぐれも無理はせず、マイペースに歩いていきましょうね。





【ゲーム感想】【ネタバレあり】マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドを遊んだ話

グループSNEさんから発売されているシリーズ
「MYSTERY PARTY IN THE BOX」より、
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドを遊びました。

マーダーミステリーについにゾンビものが登場したと聞き、遊ぶのを楽しみにしていた作品です。ゲーム紹介は別でするとして、今回は実際に遊んだ感想やらを綴りたいと思います。



注意

この記事は作品のネタバレ有りとなっております。

『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』は株式会社グループSNE様、株式会社コザイク様から共同出版されているパッケージ型のマーダーミステリー作品です。
マーダーミステリーというジャンルの性格上、このブログまたは動画等を見てしまうとパッケージ版の『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』は二度と楽しめなくなってしまいます。
それでも良い、今後絶対に『マーダーミステリーオブ・ザ・デッド』をプレイすることはない、という人のみ閲覧を続けてください

グループ SNE樣公式サイト:http://www.groupsne.co.jp/ コザイク様公式サイト:http://www.cosaic.co.jp/ Mystery Party in the Box 公式サイト:https://mpb.cosaic.co.jp/



感想のその前に


冒頭でも言及しましたが、この作品はマーダーミステリー作品のパッケージ版において類を見ない「ネタバレOK」作品です。
ネタバレすると二度と遊べない=パッケージ購入に繋がらない可能性があるにも関わらず新たな試みをされる。真意もちろんわかりませんが、マーダーミステリー業界発展や将来を見据えてのことだと思うので、グループSNEさん、スタッフの皆さんへ敬意を払わずにいられません。いつも楽しい作品と物語体験をありがとうございます!


※マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドはネタバレOKではありますが、一定のルールがあります。パッケージに記載されておりますので、必ずルール遵守の上にネタバレをしましょう

※2021年5月現在、「MYSTERY PARTY IN THE BOX」においてネタバレOKの作品はマーダーミステリー・オブ・ザ・デッドのみとなっています



以下、作品のネタバレとなります。
上記の注意事項を必ずお読みの上、スクロールください
































ネタバレしますよ?


























マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド!!
いやーーーー楽しかったーーーーー!!!

この記事を読んでいる方は既プレイの方が多いと思いますので、ゲーム紹介やら導入等々は省きます。自分がどんな考えで、ゲームを進めたかを順番に振り返ってみますよ。


わたしが選んだキャラクターは「アキラ」でした。
ご存知、犯人でございます。


設定書の読み込みをし始めたときから、何か嫌な予感はしたんですよね。
実は警察官じゃないとか、王国のトップであり続けたいという思想だとか…。
はるちゃんに痛いラブレターも送ってるし、全方位でヤバいやつじゃないですか。

「あなたは犯人です」って記載はなかったので、頼むからヤバいやつ程度で踏みとどまってくれ、って思って読み進めましたが、ダメでした。やってましたね。

というわけで諦めて、逃げ切るための作戦(言い訳)を考え始めます。


ゲームがスタートしたら、とにかく大きな嘘はつかないようにしました。
証拠カードの内容と証言とが辻褄が合わなくなるのが怖いので、嘘もまじえつつ、ギリギリのところまで証拠は出しました。

たとえば、

  • 「アリバイの話をしよう、和田と昨晩会った人」と言われ、素直に手を上げた
  • 和田に住人失踪の件をバラすと言われて、逆上して拳銃の柄で殴ってしまった。気絶させた後はその場を立ち去った、と証言

などなど。
アリバイを明かすのはさすがにヒヤヒヤしました。
このとき手を上げたのはアキラと聡だけだったので、ここで疑われてもおかしくないなと思いました。


住人失踪に関しても嘘をつきつつ、誰に質問された訳でもないのに積極的に発言していきました。

  • 住人を差し出したのは和田に脅迫されていたから。皆のため、そして物資を手に入れるため仕方なかった
  • 7人の失踪事件は自分のせいだが、はるの母親については自分は知らない
  • はるにラブレターを送ったのは自分ではない

ラブレターは「これは絶対アキラが送ったんだってはるちゃんが言ってたよ」って噂を聞いた瞬間、はるちゃんの元に飛んでいって必死に弁解しましたね…。
「Aよりってあるけど、僕じゃない…信じられないかもしれないけど」
疑わしそうな目のはるちゃん。
後から聞いたら、60%くらいは疑ってたんだとか。だよね!!わかる!!!!


ラッキーだったのは、調査で安全圏の記してある「地図A」を引けたこと。
脱出アクションのため地図が欲しい凪咲が、取引を持ち掛けてきてくれたのです。

「地図A」の重要さに気づき、その場の勢いで「自分も安全圏へ行きたい」と咄嗟に嘘をつくわたし。
「一樹と一緒に脱出するのが条件」と言われたけど、アキラとしては連れてってくれれば何でもいいので快諾!何とか脱出計画を成功させて、破壊工作したいからね!!


これ絶対バレるやん、、と設定書読み込み時は思いましたが、概ね順調にゲームは進みます。しかし残念だったことも2つありました。


1つ目は、感染した人物を勘違いしていたこと。

これは普通ーーーにわたしの凡ミスですが、一樹の証拠カード「血にぬれた靴下」にある「女性用の靴下」という記述を見過ごして「一樹が感染してるんだ!!」と信じ込んでしまったのです。アホーーー
大真面目に聡にも誤情報を吹き込んでしまったので、聡は一樹に投薬。
鍵も地図も揃えて、一樹も一緒についてきてくれたのに、脱出中に凪咲はゾンビ化…。悲しかった…。
ちゃんと破壊工作したかった…。


2つ目は、聡の秘密に気付けなかったこと。

アキラのアクション「告発」は、身近に感染者がいる人物を指させた場合、その感染者を追放できます。そこで一樹を指してしまったんですよね。
だって一樹が感染してるって思ってたんだもの。。。
聡の恋人がゾンビとかわからんやん??
聡は何か秘密を隠しているとは思ってましたが、まさかアイドルオタク設定がここで生きてくるとは知らなんだ。


聡の秘密に気付けてたら、最終得点はパーフェクトでしたね。
そう、投票フェイズで1票も入らず、犯人アキラ完勝でした。

和田を殺したのはゾンビ信棒者か否かという最終議論で、信棒者だという結論に。
そこで信棒者だと判明していたタマミに最多6票入り、拘束。

「わたし元信棒者だと思うんですけど、実は…記憶がないんです」
と突然言い出した、我らがタマちゃんでしたが、拘束されてしまいました。
咄嗟にこんなでまかせ言えるのは天才かと…。実際、わたしはこの嘘信じてましたし。
ちなみにやえこは最後まで信棒者だとは気づかれませんでした。


エンディングブックを読み上げ、アキラがニヤリと口元を歪めた描写がされると、「ええええーーー!!!」っと声が。これはありがたくも、気持ちよかった…。

そのときは上手く逃げ切ったなとニヤニヤしてましたが、今思うと犯人にたどり着くのはなかなか難しい作品なのかなと。
というのは、別グループで遊んだ際にGMを務めたんですが、やはりアキラに1票も入ってなかったんですよね。
犯人を当てれたよ!ってグループの方は、ぜひプレイログを…プレイログをください…!


難易度はともかく、ゲーム中も感想戦も、みんなでわちゃわちゃ楽しく遊べたのが何より嬉しかったです!
ゾンビがテーマなのに、みんな全然暗くなかった!!

全部余談ですが、
タマちゃん、はるちゃんって呼びあうのがもう楽しい。女の子可愛い。
前園が一樹に「説得」を使われて、殺害を指定してたタマちゃんに「許す!!」と大きく宣言したのも笑ったし、聡の自己紹介時「ポ〇〇ンマスターの聡です」って話したのも、良きすぎる。

あと個人的には、凪咲と一樹のカップルが、見ていて非常に楽しかったーー!
ゲーム終了後、最終的にタマミとくっついた一樹に対し、「何でだよー!納得いかーん」と凪咲が怒って、はははーとにこにこしている一樹。微笑ましかった!!!可愛いかよ!!


とまあ、こんな楽しい物語体験ができるから、マーダーミステリーはやめられないんですよね、という思いしかない経験でした。
制作者様、そして企画してくださった方、同卓してくださった皆様に感謝です。
これからも、マーダーミステリーで遊んでいきましょうね!!

そしてマーダーミステリー・オブ・ザ・デッドのプレイログが、わたしはまだまだ読みたいぞ!!
既プレイの皆さま、感想お待ちしています!!



ゲームアツマールに投稿されたRPGツクール2000/2003のゲームを遊んでほしい

フリーゲーム好きの皆さん、こんにちはこんばんは。
たけなみです。

最近、フリーゲーム好きの心を揺さぶるニュースが飛び込んできましたね。
それも

ゲームアツマールでRPGツクール2000/2003のゲームが遊べるようになったぞ!!!


とんでもない話ですよこれは。

RPGツクールこそ我が青春という方は、このブログを読んでなどいないで即座にゲームアツマールに飛びましょう。

「え、何それ?」っていう方は、よかったらこの備忘録を読んでからゲームアツマールに飛んでみてください。



ゲームアツマールとは


ゲームアツマールは自作ゲームを投稿するコミュニティーサービスです。
ニコニコ動画で有名なドワンゴが、niconico内で提供しているものになります。

ここに行けば投稿された自作ゲームが無料で遊び放題!
PCはもちろん、スマホ上でもゲームプレイ可能です。



今回のニュースですが、

今までゲームアツマールは「RPGツクールMV」「RPGツクールMZ」で作ったゲームの投稿ができたんですが、それに加えて「RPGツクール2000」「RPGツクール2003」で作ったゲームも投稿できるようになったよ、ってことです。

なるほどね、ゲームの幅が増えるのね。
それの何がそんなにすごいの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

よくぞ聞いてくださいました…!!
その理由はただ1つ。

屈指の名作がまた遊べるんですよ…!!



RPGツクール2000についての話


RPGツクール2000(以下ツクール2000)に強く思い入れがあるため、こちらを軸としてお話しいたします。
ツクール2000はその名の通り2000年、ミレニアムに発売されたPC専用RPG制作ソフトです。PC版シリーズではRPGツクール95に続く第6作目となります。

操作性、機能の豊富さなどの理由で高い人気を得て、新作発売後もツクール2000を愛用している方が多くおりました。
ちなみにわたしも購入しましたが、1本も作品を完成させないままパッケージ自体行方不明にさせました。閑話休題。



このツクール2000なんですが、
対応機種がWindows95なんですね。

その後発売された、2000VALUE!+ですら、WindowsXPまでしか対応していない。
つまり、時代が移れば映る程、ツクール2000で作られたゲームが遊べなくなっていく事態に陥ったのです。



屈指の名作ゲームたちをもう1度遊びたい


ツクール2000には名作ゲームがたくさんありました。

盗人講座、シルフェイド見聞録、シルフェイド幻想譚、Gu-L、キマイラブーム。
(ちなみにわたしが好きな「ビキニスモーカー」「サイコプラトーン」はツクール2003製。名前だけでも覚えて帰ってください…!)

これらが、時が移ろうことによって遊べなくなっていくなんて、悲しい!!!
何とか遊べるゲームももちろんありますが、ダウンロードサイト自体がなくなっている場合もありますし、遊んでいる最中に謎のエラーが起こる場合もあります。
わたしのPCでは起動できるけど、あなたのPCでは起動できない、ということも起こりうるでしょう。

そこに、このゲームアツマールの朗報。
作者さんがゲームをアツマールにアップロードしてくれれば、往年の名作ゲームたちがたくさんの人に遊んでもらえるようになったのです!

もちろんアップロード自体に課題はありますし、現状アップロード済の作品数はまだまだ少ないです。しかしこれから認知が進み、プレイ人数が増えることで、よりよいゲーム環境が整えられ賑わいも増してくるのかなと思っています。

ぜひ皆さんこの機会に、ゲームアツマールでゲームを遊んでみませんか?
そして、ゲームクリエイターの皆さん。過去作品をゲームアツマールにアップロードしていただけること、これ程嬉しいことはないです。本当にありがとうございます。そしてワガママを言うならば、まだまだたくさんの作品を遊びたいです…!!心よりアップロードお待ちしています…!!!
わたしもたくさん遊んで、これからもフリーゲーム愛を確かめていこうと思います。



ゲームアツマールのオススメゲーム

ここからは、たけなみがぜひゲームアツマールで遊んでほしい、RPGツクール2000/2003のゲームを紹介します。
※追記を行うかもしれません

盗人講座

人の命と麻薬以外は何でも盗んでよし!」という盗賊の街・ミストが舞台のRPG。
主人公は謀反により王城から追われた王子。幼い頃からの憧れの人物の背中を追いミストを訪れた彼は、盗賊になるための講座を受け始める。
マップに登場するほぼ全ての人物から、盗みを働けるという異色システムと、豊富なサブストーリーが物語を盛り上げます。

過去にウェブで開催されていた投稿型ゲームコンテスト「インターネットコンテストパーク」で金賞を獲得した作品。
テンポのよさ、マップ上の全キャラクターに愛しさが湧いてくる台詞選び、そしてもちろん「盗む」システムの楽しさと、何もかも色あせていません。

ゲーム素材は、ほぼツクール2000の素材だけでできているのにこのクオリティ。
「弘法は筆を選ばず」という言葉がぴったりの名作ゲームです。





この記事をきっかけに、ツクール2000/2003のゲームを遊んでくれる方が1人でもいてくれたら、それだけでとても嬉しいです。

最後に、ゲームアツマールへ。
わたしの青春を蘇らせてくれてありがとう!!!
わたしはこれからもずっとゲームが大好きです。



【2021/5/10~5/16】1週間を振り返る【備忘録】

今週も1週間お疲れ様でした。
という振り返り記事を、週頭に投稿します。
こんにちは、たけなみです。

今日も先週書いたブログや遊んだゲーム、印象に残った出来事について、自分なりに振り返ってみたいと思います。
相変わらず自分用の備忘録です。今週も参りましょう。



ブログについて 


今週は3記事投稿。
ぼちぼち書き進めていますね。
毎日投稿を夢見ることもありますが、他所は他所、うちはうち、ということで。


1つ目が
【2021/5/3~5/9】1週間を振り返る【備忘録】

備忘録として、1週間を振り返る投稿。
マーダーミステリーをたくさん遊んだ週でしたね。
毎週これくらいの数の作品と出会いたいものです。




2つ目が
あの幸せを忘れない

国語の教科書でもお馴染み、鴨長明の「方丈記」を読んだ感想を自分なりに綴りました。
書評ブログに憧れを抱いていた自分にとっては、念願叶って、という心地がする記事。
書きたくて書いた記事なのですが、なかなかに難産でした。





3つ目が
マーダーミステリー「断ち切られるべき呪い」を遊んだ話

なろう系風に言うと「長年放置していたマーダーミステリーを遊んだら、はちゃめちゃに面白かった件について」っていう内容です。
マーダーミステリー好き、ファンタジー好きにはぜひ遊んでほしい作品ですね。
これからも推していきます。





遊んだゲーム


新しく遊んだアナログゲームは1つだけでした。
とはいえ毎週新しい出会いがあるのは、それだけで幸せなことですね。

・マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド



マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド

GroupSNEさんから発売されているマーダーミステリー、「MYSTERY PARTY IN THE BOX」シリーズの最新作の1つです。

みんな大好き血みどろゾンビが蔓延した世界をテーマにしたマーダーミステリーです。
注目すべきは、物語はもちろんですが、シリーズ初・そして唯一のネタバレOK(※)作品という点。
動画とかブログ記事にしてもよいよーということなので、忘れないうちに感想ブログをあげたいと思ってます。




もちろん無条件ではなく、ルールブックに記載のある注意文を記載する必要があるので、ご注意ください



その他&1週間の感想


スキャナがうちに来ました。
プリンターが壊れて、旦那に新しいのを見繕ってもらったところ、スキャナ付きプリンターにしてくれたんですね。これは嬉しい。

このブログ、記事に挿入した画像が自動で見出しになってくれるんですけど、わたしが挿入してるのが「にほんブログ村」のバナー画像だけなんです。
だからどの見出しでも、にほんブログ村が強烈に主張しています。

フリー素材を使う手もありますが、せっかく自身のブログですし、スキャナも来たことなのでゆくゆくは自分の絵を入れたいなと思っています。お楽しみに。



先週嬉しかったこととして長時間ゲーム、いわゆる重ゲーのルール説明ができたこともあげてみます。


わたしの物覚えがイマイチなので、重ゲーの大半は旦那にルール説明をまかせています。うん、不甲斐ないですね。
そんなわたしが説明できる数少ない重ゲー、かつお気に入りでもあるのがマルコポーロの旅路なんですねえ。

どんなゲームか雑に言うと、
特殊能力持ちのおじ様になり、サイコロ振って北京を目指すゲームです。

考えどころが至る所にあり奥深く悩ましいプレイ感、どこか大胆なゲームデザインなど、ボードゲームらしい魅力がふんだんに詰まっています。
重ゲーに耐性があり、未プレイの方はぜひぜひ遊んでみてくださいね。



最後に、超絶嬉しかったニュースについてちょっとだけ触れます。
ゲームアツマールでRPGツクール2000のゲームが遊べるようになりました。
ゲームアツマールでRPGツクール2000のゲームが遊べるようになりました。


これは余りに嬉しい内容なので別記事でゆっくり紹介します。
頭の片隅で「たけなみが何か興奮してたな」と思っていただけると嬉しいです。



それでは、今週も1週間頑張っていきましょう。
また新しい出会いがあることを祈って。





マーダーミステリー「断ち切られるべき呪い」を遊んだ話

うっそだろ、めちゃくちゃ面白いんだけど。
というマーダーミステリーがあった話。

今回はマーダーミステリー「断ち切られるべき呪い」を遊んだときの話をします。

ネタバレはありませんが、物語の概要に触れていますので「事前情報無しで遊びたい!」という方はご注意ください。





ずっと遊んでいなかったマーダーミステリー


時は2019年。
GMマガジンvol.10に、マーダーミステリーのシナリオが付録としてついてくるというニュースをSNS上で発見した。


※GMマガジンとは
ゲームマスタリーマガジン。GroupSNEさんが刊行している雑誌で、TRPGのシナリオやリプレイ、そしてボードゲームの情報など、アナログゲームに特化した記事が掲載されている。



このブログを読んでいる方は、マーダーミステリーをご存知の方も多いと思うが、
端的にいうと、推理をテーマにしたコミュニケーションゲームだ。

2019年といえばマーダーミステリー流行りたての時期である。
今のようにネットを検索すれば簡単にシナリオが手に入る訳ではなかった。
新しいシナリオをとにかく遊びたい。
注目を集めているだけに、プレイ欲が高ぶって、飢餓感すらある時期である。

GMマガジン自体も気になるし、何よりマーダーミステリーの付録が欲しい!
ということで旦那と相談して意気揚々と雑誌を購入。

そのシナリオのタイトルこそが、今回語る「断ち切られるべき呪い」である。
しかしそこまで熱を入れていたのに、愚かなことにも、その後2021年まで、遊ぶ機会を逃し続けるのである。



ようやくそのときが来た


そして時は2021年。
遊んでいない、所謂「積んでいた」マーダーミステリーシナリオをまとめて遊ぼうという機会が浮上。
遊ぶシナリオの1つに、ようやく「断ち切られるべき呪い」がついに選ばれた。


GMマガジンを購入してからはや2年。
時代は流れた。(大袈裟)

今や東京や大阪を中心に、マーダーミステリーカフェが人気を博すようになり、対面で遊ぶのが主流だったのが、オンラインプレイにまでその裾野が広がるようになった。
シナリオは大手メーカーは勿論、BOOTHといったサービスを通じて個人シナリオも多数流通するようになり、かつてブルーオーシャンだったマーダーミステリー界隈も、群雄割拠の様相を呈し始めている。(ように見える)
YouTuberを始めとする配信者のプレイ動画も、マーダーミステリーの知名度アップに一役買っているはずだ。

その恩恵をたっぷりと得て、ここ2年で30シナリオ程を遊ばせてもらった。
だからようやく訪れた機会に「ようやく遊べる」という感慨は覚えども、期待度はそれほど高くはなかった。

どんな話にも言えることだが、マーダーミステリーのシナリオにも「向き不向き」がある。
わたしも何度か「不向き」のシナリオに当たったことがある。
期待度が高すぎて、結局「不向き」だったら嫌だな、だったらせめて期待せずに遊ぼうという、諦めにも似た気持ちがあったのは否定できない。

しかしその低すぎる期待は、大幅に裏切られるのである。



とにかく面白い


そう、結論から言うと、
「断ち切られるべき呪い」はとんでもなく面白かった。

「向き不向き」どころじゃない。
何でこんな面白いシナリオを2年も放置していたんだ。
そんな後悔と、生れ出づる感謝。

あのブルーオーシャンな時代に、ここまで面白い作品を提供してくれていたこと。
GroupSNEさんのパイオニア精神にただただ感謝なのである。

この付録1つで、大の大人5人が、
ルール説明と感想戦含め、
ひたすら濃厚な2〜3時間を過ごせるって、すごくないですか。すごいと思う。

5人中3人がソード・ワールドをほぼ知らなかったけれど、それでも最後には皆がファンタジー世界にどっぷり浸かり、
時に笑い、時に悩み、時に選択に苦しみ、楽しみぬいたのである。
終わったあとの充実感を噛み締めながら、改めてマーダーミステリーっていい遊びだと思うのであった。



シナリオの内容を少しだけ


わたしの感情ばかり連ねてもしょうがないので、内容についても少し触れさせていただく。

ストーリーのざっくりとした概要だが、


ある屋敷に住まう高名な老賢者が突如死体となって発見される。
犯人は屋敷にいた冒険者と使用人のうちのいずれか。
果たして老賢者を殺した犯人は一体誰なのか。そして殺害の理由とは一体…。
それぞれの秘密を抱えながら、彼らの調査が今始まる。


という感じ。
ミステリーとして非常にわかりやすい導入である。

世界観はTRPG「ソード・ワールド2.5」がモチーフで、舞台はファンタジー世界。
リカント・ナイトメア・コボルトなど、登場人物の種族もさまざまだ。

プレイ人数は5人
GMと呼ばれる司会役は、参加者の1人が兼任した。

密談と呼ばれる、少人数制の話し合いルールはなし。
全体議論を繰り返しながら進んでいき、場に伏せられたカードをめくることで事件の手がかりを手に入れることができる。
このシナリオならではのルールもいくつかあるが、ネタバレになるといけないのでここでは語らない。

1つだけ既プレイ者としてGMへアドバイスさせてもらうと、
ゲーム開始時に読み上げる導入があるのだが、これは人数分コピーすることをオススメする。
読み上げるにしては文章量が多いので、1回聞いただけじゃ内容が入ってこないと思われる。わたしは読み上げ役になったが、入ってこなかった。



最後に何を言いたいかというと


GMマガジンのバックナンバーを購入することでしか、現状手に入れることができないシナリオではありますが、マーダーミステリー経験者はもちろん、初めての方にも遊んでほしい、非常に楽しい作品です。

ファンタジー好きの方、ミステリー好きの方、そして物語への没入体験が好きな方はぜひ「断ち切られるべき呪い」を遊んでみてください。


最後に。

稚拙な言葉でしかエールを贈れない私ではありますが、これからこの作品の布教側に回りたいと思います。

GroupSNEさん、素晴らしい作品をありがとうございました。
これからの作品も、楽しみにしております。


【本感想・方丈記】あの幸せを忘れない

 木村耕一さんが書かれた
「こころに響く方丈記 鴨長明さんの弾き語り」を読みました。


きっかけ


読むきっかけは、とある日のこと。
テレビで方丈記が特集されていたのをボンヤリと眺めていると、
国語の教科書でも有名なある名文が映し出されました。

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし

ああ、懐かしいな。
国語の教科書以来、きちんと読もうと思ったことないな、とテレビ画面を見続けていると
方丈記は「日本最古の災害ルポルタージュ」だというではないですか。

方丈記という文字面から自分勝手にイメージして、
徒然草みたいな随筆っぽい話、または自然の偉大さみたいなのを書き綴った内容なのかなと思っていましたが、
まさかそんな真剣味がある話だとは。

俄然興味がわいてきて、さっそく図書館に足を運びました。
原文ではなく、現代語に直され、なおかつ読みやすいものをと考え、
木村耕一さんの本を選びました。


恐怖すること


方丈記は自分の予想をはるかに超えて短い話でした。
原文でもページにすると25ページくらいでおさまってしまいます。
しかしその中には、心にせまる文章があちこちにあります。

それもそのはず。鴨長明は人生の間で、大火災、大飢饉、大地震、遷都、など、一通りの厄災や人災を経験したというのです。その経験から、何一つとして変わらぬものはない、全てのものは無常である、と語ります。
人々の記憶や情報さえも、いつか風化し、失われていくのだと。

川の流れのように、幸せも、悲しみも、時とともに過ぎていきます。水面の泡のように、大切な家も、財産も、人の命も、儚く消えていくのです

自分の話をすると、
自分が今1番恐ろしいことって、月並みですが家族を失うことなのです。

今まで横にいてくれた存在が、ぽっと姿を消したらどれだけ空虚だろう。
今があまりにも幸せで、この幸せがいつかこの身を離れていくことを想像するだけで、皿洗いとかしながら泣いたりします。今も書きながら泣きそうになるくらいですもの。

変化が恐ろしい。年を取るのは怖くないけど、どうか姿を消さないで。
家族と布団にくるまれたまま、安らかな時間がひたすら続けばいいと願っています。

でも頭では、いつか別れがくるとわかっている。
だから、この恐怖を乗り越えるにはどうしたらいいか、その答えが知りたいと思いながら、方丈記を読み進めました。


わたしの答えとは


鴨長明は艱難辛苦の末、50歳で出家し、新たな家である移動式の「方丈庵」を造ります。
方丈庵の広さは5畳半、高さは2メートル程。

「ずっと、ここに住もう」と、場所を決めて建てたのではありません。「ここは気に入らない」と感じたら、いつでも分解して、他の場所へ運べるように工夫してあります。建て直すのに、手間はかかりません。(略)こんな家は、世の中に例がないでしょう。

ある山の中腹に方丈庵を据え、移り住み、自然と共に生活を続けることになります。

しかし、そんな静かで穏やかな生活の中でも、人ならば苦しみは尽きぬもの。
本を最後まで読み終えましたが、最終章は明るい未来を予期させる一文で幕を閉じるのではなく、余命いくばくもないという事実を受け止め、生きてきた人生を振り返り、南無阿弥陀仏と念仏を称える、という終わり方です。
方丈記を書き終える2か月前に、師である法然上人が亡くなったこともあり、鴨長明の心の機微が伺えます。

読み終えた時は、本の中にわたしが求めていた答えがなかったように思えてもやもやとしました。
しかし方丈記はビジネス書などではないのです。
わかりやすい答えを提示してくれるはずもありません。
大体にして提示されたことなんて、提示してきた側の主観でしかないわけです。
わたしなりの答えを、これからの人生で必死で掴みとっていかなくてはなりません。
鴨長明も、鴨長明なりの答えを、人生をかけて探求し続けたのでしょう。
そう感じる文章があります。

どんな豪華な家を建て、財産を蓄えても、(略)あっという間に消えていく喜びであることを知っています。いつまで長生きしたいと思っても(略)いつ死んでいくかわからないことを知っています。だから、儚い命、短い人生を、欲や怒り、愚痴のために、振り回されたくはないのです。家や財産、名誉や地位が、多いとか、少ないとか、そんなことにとらわれずに、心から喜べる幸せ、安心を求めていきたいのです。

丁度、進退を迷っていた些細な事柄もあったからでしょう。 
わたしの心がぐわんと揺さぶられたように感じました。


わたしなりの感想


わたしなりの方丈記の感想を書きたいなと思って、こうして文章を書いてきました。
この本を読み、そしてブログを書く為改めて本を読み返した今、
恐怖は克服するものではない、覚えておくことだ、なんて考えてます。

人間はそう簡単に悟りを得れるものでもないし、
得たとしても、それすら諸行無常。変化し続けるものではないでしょうか。
恐怖だって消えたと思ったら、また新たな恐怖が現れるでしょう。

だったらせめて、恐怖に思っていることを覚えていようと思う。
幸せだった出来事を、忘れないように努力する、
恐怖と幸せは表裏一体で、精一杯仲良くお付き合いしていく、そんなものなんじゃないかって思います。


テレビで方丈記は「日本最古の災害ルポルタージュ」と紹介されていましたが、東日本大震災を受けて、今になって再び注目を集めているということでした。

震災を忘れない。
あの恐怖を忘れない。

わたしは大地震の恐ろしさを間近で感じた訳ではないから、今までどこか他人事のように思えて仕方がなかったけれど、

あの幸せを忘れない。

そう読み替えると、
そう簡単に恐怖を風化させるわけにはいかないんじゃないか、
なんて思ったりするのです。



個人的に楽しかったマーダーミステリー3選

突然ですが、マーダーミステリーが好きです。


マーダーミステリーを端的に言うと、

参加者全員がそれぞれ登場人物を担い、会話しながら仲間のうちに潜んでいる犯人を捜す(犯人役はバレないよう逃げ切る)ことを目的とした、コミュニケーションゲームです。
人狼やTRPG、ボードゲーム、謎解きの要素が混ざった、新しい遊びだと思ってください。

さて、2019年頃から本格的に流行り出したマーダーミステリーですが、わたしも同年にディアシュピールで「王府百年」を遊び、その魅力にはまってしまいました。



今回は、わたしが遊ばせてもらった中で、個人的に楽しかった作品を3つ紹介したいと思います。
ネタバレはありませんが、物語の概要に触れていますので苦手な方はご注意を。
あくまで個人の感想なので、参考程度に見ていただけると嬉しいです。



何度だって青い月に火を灯した


舞台はイタリア。マフィア・ファミリーのボスが遺体となって見つかり、その横にはロープで縛られた男が残されていた。ボスの不可解な死に翻弄される、構成員や家族たち。ハードボイルドなマフィアの世界観を体験できる作品です。

GroupSNEから発売されている「MYSTERY PARTY IN THE BOX SERIES」の2作目に位置づけられます。



兎にも角にもストーリーが素晴らしい!
イタリアンマフィアがテーマで非日常感があり、遊び終わった後の余韻が後を引く作品です。
物語の展開を産みながらも、程よくシンプルなルールもよいですね。


マーダーミステリー経験が浅い頃に遊んだ作品なので、思い出補正もあるかもしれませんが、物語への没入感がこれでもかというくらい高いので、今だに色んな人に折を見てはおススメしている作品の1つ。
マーダーミステリー初めての方でもわりと遊びやすいボリューム感だと思います。



死に至る名声


「ロミオとジュリエット」の公演中。ラストシーンでジュリエットは舞台用のナイフを自身の胸に突き立てる。しかしナイフは本物とすり替えられており、ジュリエットは大勢の観客の前で死に至る。殺人を企てたのは一体誰なのか。絢爛豪華で陰謀渦巻く、役者の世界を味わえる。

ディアシュピールより、日本語版が販売されています。



マーダーミステリーに夕食がついたら最強です。
この作品、夕食付き、衣装有りきで遊ぶのが推奨されてます。
コロナ禍前だったので、レストランにオードブルを頼み、ちょっとオシャレして、飲み食いしながら遊びました。
ご飯があるだけで、こんなにゲームって盛り上がるんだなと痛感。めちゃ楽しい。


また、心ゆくまでみんなと会話できるのも嬉しいポイント。
他作品と比べ議論時間がたっぷりめなので、軽口をききつつまったり会話し、みんなが納得したら次に進む、という感じで遊びましたね。


アメリカのミステリーナイトイベントとかは、夕食を取りながら遊ぶと聞きましたが、まさにそんな感じ。
気の合う仲間とワイワイ楽しむのにぴったりな、おしゃれな1作です。



メゾントキワの消えたプリン


漫画界の重鎮を慕って集まったメンバーが共同生活をおくる、メゾントキワ荘。
ある日、キッチンの冷蔵庫からプリンが消えた!?
漫画家の日常をテーマにした、誰も死なないマーダーミステリー。

ゲームサークル、オレラントが制作・頒布を行っています。



誰も死なないマーダーミステリーって遊びやすい!
2019年の作品ですが、この頃は「死人が出ない」と銘打ったマーダーミステリーは非常に珍しいものでした。
「殺人事件」がテーマでなくても、こんなに楽しい!
と、わたしにとってのマーダーミステリーの世界が広がるきっかけになりました。


マーダーミステリーは担当する役の演技(ロールプレイ)をしながら遊ぶと、没入感が高まるのですが、自身とかけ離れた役を演じるのはやや気恥ずかしいもの。
しかしこの作品は日常がテーマなので、登場人物も「漫画家」「アシスタント」など親しみやすいものばかり。
演技するのが苦手な方も、無理なくロールプレイデビューできるのかなと!
もちろん、マーダーミステリー初めての方にも安心しておススメできる作品です。



以上、個人的に楽しかったマーダーミステリー3選でした。

ここで紹介しきれなかったけど、楽しい思いをさせてもらった作品はまだまだあるので、また別の記事で紹介しようと思います。

物語から興味を持った方、
推理ゲームから興味を持った方、
演技するのに興味を持った方、

導入は何でもOK!
ぜひぜひマーダーミステリーを遊んでみてくださいね!



【2021/5/3~5/9】1週間を振り返る【備忘録】

こんにちは。たけなみです。
GW終わっちゃいましたね。

今日も先週書いたブログや遊んだボードゲーム、印象に残った出来事について、自分なりに振り返ってみたいと思います。
今週は遊んだゲーム数が多く、長くなりそうです。
相変わらず自分用の備忘録です。それでは参ります。



ブログについて 


今週は4記事投稿。
わりとたくさん書いたなという記事数ですね。
それとは別に、ブログにプライバシーポリシーとお問い合わせフォームを追加しました。



1つ目が
2021/4/26~5/2】1週間を振り返る【備忘録】

備忘録として、今週1週間を振り返る投稿。
新しいボードゲームを遊んで喜んだり、ハリウッドザコシショウを見逃して、わめいたりしてました。





2つ目が
日記を書き続けてきてよかった理由を3つ語る

わたしが唯一自信を持って継続を宣言できる「日記」について書きました。
SNSが活発になり、発信が容易な現代ですが、誰にも内緒で自己を表現できるスペースがあるっていいですよって話です。





3つ目が
たけなみの雑記帖の紹介

たけなみという人間がどういう人間なのか、
経歴やブログを始めたきっかけなどを書きました。
元は役者生活してたんですけど今はその片鱗もなく、まあ一般人ですが
関心がある方は読んでみてくれたらと思います。





4つ目が
【ボードゲーム感想】ミクロマクロ:クライムシティは楽しいぞ

新しく遊んだ推理ゲームがめちゃくちゃわたし好みだったので、
勢いのままに書きました。
大きな地図で繰り広げられる犯罪事件を追う、
ウォーリーを探せ的ボードゲームです。





遊んだゲーム


新しく遊んだゲームは以下の5つでした。

・ミクロマクロ:クライムシティ
・宿命の旅団
・SMOKER’S PANIC
・探偵シド・アップダイク Case.00 超能力研究所
・断ち切られるべき呪い



ミクロマクロ:クライムシティ

上でも書きましたが、ホビージャパンから日本語版が発売されている、ウォーリーを探せ的推理ゲームです。
謎解きじゃないし、難易度がぬるいって人もいるかもしれないけど、わたしは大好き。




宿命の旅団

9人の団員から4人を選出し、他旅団と読みあいをするカードゲームです。
旅団の旅行記を書き綴るというのがテーマで、ページ数が点数になっています。
シンプルなプレイ感ながら、どのカードをいつ・どの強さで出すかで展開が生まれ、ゲーム性も高いです。お店で遊べます。




SMOKER’S PANIC

青鬼才さん作の、3人用マーダーミステリーです。
タイトル通り「喫煙」がテーマで、3人用マーダーミステリーではとても評価が高い作品。
オンラインで遊ばせてもらいましたが、その評価にも納得。がっつりミステリー!
3人集まれば遊べる、というのもハードルが低くてよいですね。

ネタバレ厳禁なので多くを語れないのが悔しい。
プレイ動画とかをあげている方も多い作品だと思いますが、自身で遊んでみてからの視聴が絶対おススメ。




探偵シド・アップダイク Case.00 超能力研究所

RAMCLEAR製作のマーダーミステリーです。
ヘルトウクンとか作ってるユニットです、すごすぎ。

犯罪に関わるあらゆる事象が眼前に浮かびあがる超能力をもつシド・アップダイクが、
ある洋館で殺人事件の調査を依頼されるというストーリー。
シリアスにもコメディにもなりうる作品で、我々はコメディよりで楽しみました。

Case.00は無料公開。01以降はパッケージ販売されており、これまた評価が高い。
続きも遊びたいですな。




断ち切られるべき呪い

GMマガジンの付録だった、GroupSNE製作のマーダーミステリー。
何で今まで放置して遊んで来なかったんだ、って後悔するくらい
めっちゃ面白かった。

TRPGソード・ワールド2.5の世界を舞台で殺人事件の謎に挑みます。
ソード・ワールドを知らなくても十分楽しめます。これが付録とは信じられない。
知識量に差がないメンバーと遊ぶのがおすすめですね。


追記:あまりに面白かったんで、ブログ書きました。




その他&1週間の感想


今週はマーダーミステリーをたくさん遊ばせてもらった週でした。
楽しみにしていたマーダーミステリーイベントが1つ延期になり、少ししゅんとしてましたが、パワー充電できましたね。
落ち着いた頃にまた実施できるように機会を伺わねばなりません。

そうそう、「にほんブログ村」のランキングに参加してるんですが、わたしのブログが多趣味ブログランキングの61位とかに一瞬のったりしてました。
人数が多いとか少ないとかはどうあれ、ランキングにのるって嬉しいもんですね。

あと、お店で「ブログ読んでます」って言ってもらえるの、内心めちゃくちゃ嬉しいです。

ではでは、今週も頑張っていきましょう。





【ボードゲーム感想】ミクロマクロ:クライムシティは楽しいぞ

 以前から気になっていた、
「ミクロマクロ:クライムシティ」を遊びました。
これは楽しい!推理ゲームが好きな方ははまっちゃうんじゃないかしら。


ミクロマクロ:クライムシティとは

至る所に犯罪が潜んでいる町、クライムシティで起こる事件の謎を推理するゲームです。
使うのはテーブル一面を覆う、地図のように大きな絵
「ウォーリーを探せ」のように、その絵の中から指定されたキャラクターを探していきます。

「ウォーリーを探せ」と違うのは、同じキャラクターが何度も別の場所に登場する点。
それらを繋ぎ合わせると、どんな事件が、何故起きたのか、徐々に明らかになっていくのです!
16もの謎があなたを待ち受けています!さあ貴方もミクロマクロの世界へ!



遊んだ感想

いやあーーーこれは楽しい。
元々ウミガメのスープのような水平思考ゲームや、推理系のボードゲームが好きだったのですごく楽しめました。

絵の中に文字情報はないので、そのキャラの姿形・持ち物・場所なんかから、次の行動をしっかり推理させられます。
「同じキャラを探すだけじゃん?」
と思ってましたが、予想以上に歯ごたえあります!

絵自体もかなり細かく書き込まれていて(ストーリー性があるので当然だけれど)、眺めているだけでワクワクしますね。

4人まで遊べるということでしたが、わたしは旦那と2人でチャレンジ。
こんな物あったよ、こんなことしてる人いる、などと言い合ったりして、クライムシティを観光している気分になりました。旅行に飢えている今だからこそ、一層楽しく感じるのかもしれません。


おすすめの遊び方

対象年齢が8歳以上ということで、お子さんと遊ぶときは通常ルールで。
大人の皆さんはぜひ上級ルールで遊びましょう!

このボードゲームには16の事件が入っているのですが
事件ごとに、異なる数枚のカードを取り出して使います。

基本ルールは、
最初のカードの指示に従ったら、2枚目。
2枚目の指示に従ったら3枚目、と順にカードを開いていきます。
カードの内容は事件のヒントにもなるので、
事件の足取りを追うのも簡単です。

上級ルールでは、
なんと最初のカードしか見ることはできません。
わずかな情報をもとに、事件の全貌を解き明かさねばなりません。
同じキャラを探すだけとはいえ、意外とこれが大変。想像力が試されます。

とはいえ、そこまで難易度は高くないですし、
推理する楽しさがぐっとUPするので、大人はぜひ上級ルールで遊んでくださいませ。


最後に

1回遊んだらネタバレになってしまいますが、
細かい絵を見るのが好きな方、
想像力働かせるのが好きな方、
そしてもちろん推理が好きな方にはぜひ遊んでもらいたい、
そんなボードゲームでした。

わたしも頑張って16の事件解決するぞ!
気になったらぜひ遊んでみてね!



たけなみの雑記帖の紹介

はじめまして、こんにちは。
「たけなみの雑記帖」の主(ぬし)、
たけなみといいます。

このブログを訪ねてくださった方、
立ち寄ってくださった方、
記事を見てくださってありがとうございます。

この記事では、改めてわたしという人間の自己紹介と、
何故ブログをはじめたのか、そのきっかけを話していこうと思います。


自己紹介


ブログネームはたけなみ。
Twitterではクルトン(@t_clton)と名乗っています。

ボードゲームカフェで働く傍ら、2021年3月にこのブログを開設しました。

性別は女。
性格は生真面目。
着飾ることが何よりも不得意。
家族の遺伝で胃は強めで、食べることが大好きです。

出身は青森県弘前市。
市内でも自然豊かな地域で生まれ育ったので、自然の中にいると心が安らぎます。
好きな野草は土筆です。

小さな趣味が多いです。
ブログを始め、ボードゲーム、ネットサーフィン、読書、自転車、英語学習、歌など、
色々と手をつけて、全てを細々と続けています。


参考までに経歴も書いてみました。

〜簡単な経歴〜


高校まで青森で過ごした後、上京して演劇学科のある大学へ通う。
卒業後は劇団の養成所を経て、同劇団へ入団。
演劇をして暮らす生活を6年継続。

経済的な不安が色濃くなり、劇団を退所。
社会人経験がほぼない中、1年間保険営業、2年間ITの会社で働かせていただき、
趣味を通じて出会った旦那と青森へUターン。
旦那とボードゲームカフェを営む。


ブログを始めたきっかけ


きっかけは、日記に遊んだボードゲームの感想を書いたことでした。

その日は文字を書くのがたまらなく億劫だったのに、
書き始めたら止まらなくなって、気づいたら呆れるほど長文に。
このときはじめて、自分は文章を書くのが好きなんだなと気づきました。

以前からブログを始めてはやめを繰り返していたけれど、
まあ、もう1回やってもいいかな、今度は続きそうだな、
と軽い気持ちのまま、ブログを開設して今に至ります。


ブログの内容について


このブログは雑記ブログです。
書きたいと思ったことを、雑多に書いていきたいと思っています。

遊んだボードゲームやデジタルゲーム、読んだ本の感想や、
日々の出来事などが中心になります。

どこまで続くかはわかりませんが、
日々文章に触れていたいと思っているので、
気張らず焦らず、まったりと続けるつもりです。

こんな適当なブログですが、
よかったら記事を一本読んでいってくださいね。

日記を書き続けてきてよかった理由を3つ語る

継続って難しいですよね。
新しいことを始めようと思っても3日坊主になったりして、習慣化するのはなかなか難しいものです。

そんなわたしが唯一継続できていることがあります。
それが日記です。

日記は2019年6月から書き始め、約2年もの間、書き続けています。

日記を書き続け、内面的に良い変化がたくさん起きた気がするので、
今回は日記を書いていてよかった点をまとめてみようと思います。



目次:
・過去を振り返ることができる
・自分らしく表現できる場所ができた
・続けてきたという自信がもてた


過去を振り返ることができる

刻々と流れ去っていく日々の中、たまに
「去年の今頃何してたんだっけ?」と思うことありませんか。
日記があれば、簡単に過去を振り返ることができます。

わたしは自身の成長・変化を感じるのが好きなので、過去の日記を見ては「この頃はまだまだ考えが青かったなぁ〜」とか「昔に比べて、こんなに上達したんだなぁ〜」などと考え、ホクホクしています。

自分がそのとき考えたこと。感じたこと、行動したことを記録に残しておくと、今と過去を比べる指標ができます。
自分の指標があると、心身のバランスが崩れたときに助けになってくれるものです。


自分らしく表現できる場所ができた

日記は自分のどんな汚い言葉や気持ちも受け止めてくれます。
そんな場所があるって、すごく安心するなと思っています。

大体の出来事は、コミュニケーションで解決するとは思います。
ただ、どうしても言葉にならない思いや、伝えづらい程毒々しい気持ちは、日記に文字として書いたほうが表現しやすいときがあります。

わたしは特に、気持ちがどうしようもなく落ち込んだとき、怒りがたまったときは、日記にぶつけるようにしています。
そうすると、必要以上に感情が爆発しなくなるし、時間がたって文字を見返すと、冷静に物事を見つめ直すことができるからです。

言葉で表現するのが得意な人、
文字で表現するのが得意な人がいると思います。
後者の人には、日記がすごくおすすめです。


続けてきたという自信がもてた

いつの頃からか「継続」に憧れていました。

「長年1つのことをやっていて…」と語れる人になりたかった。
1つのことをやっていれば、何かに到達できる、何でもない自分が何者かになれると思っていました。

日記を継続し続けて約2年。
何かに到達したかといえば、そんなことはないです。
結局のところ、ゴールを設定しているわけでもないし、継続のための継続をしている気がします。

ただ、1つのことをやり続けているんだぞ、という妙な自信。
自分はこれが好きなんだなぁ、という実感がもてました。

継続できてれば、別に日記じゃなくてもいいじゃん?とも思いますが、
日記は徐々にページ数が増えていくので、
あとから見返したとき、形になって残るのがいいですよね。



書いている時間が奪われるという難点はあるものの、
わたしは日記を書いていてとても楽しいし、
書いていて心が安定したので、続けていて本当によかったと思います。

もしこれを読んで、
自分もちょっくら書いてみるかー、と思ってくれる人がいたら嬉しいです。

箇条書きでも、一言・二言からでも、
日記を書き始めてみませんか?




【2021/4/26~5/2】1週間を振り返る【備忘録】

こんにちは。たけなみです。


今日も先週書いたブログや遊んだボードゲーム、印象に残った出来事について、自分なりに振り返ってみたいと思います。
相変わらず自分用の備忘録です。それでは参ります。



ブログについて 

今週は2記事投稿しました。



1つ目が
【2021/4/19~4/25】1週間を振り返る【備忘録】

備忘録として、今週1週間を振り返る投稿。
自分が何をしてきたか、新しい何かに挑戦できたかを確かめるために書きました。
ミニイベントを開催したりして、わりと賑やかな1週間でしたね。





2つ目が
TRPG「ソード・ワールド2.5」を初めて遊んできました

その名の通り「ソード・ワールド2.5」を6人で遊んだ感想記事です。
予想以上に盛り上がるTRPGで大満足でした。
ソード・ワールドに未経験の方に読んでもらえると嬉しいです。




遊んだボードゲーム

新しく遊んだボードゲームは以下の2つでした。

・人生ゲーム ジャンボドリーム
・ハニーバズ



人生ゲーム ジャンボドリーム
2020年に発売された最新版を遊びました。
2人+1羽(オカメインコのプルちゃんがプレイヤーとして参戦)で遊び、
プレイ時間は大体1時間くらい。
マイナスイベントが少なくなり、夢カードという要素が加わって楽しさアップ!
さくっと遊べて、かなり楽しいゲームでした!お店でも遊べます。




ハニーバズ
経済学に目覚めたミツバチになって、
巣を広げたり、蜂蜜を売り買いするボードゲームです。
とにかく盤面やコマがいちいち可愛い!テンションが上がります!
蜂コマ(ビープル=Beepleというらしい)や蜂蜜コマは一見の価値あり。
可愛らしさとは裏腹に、しっかり頭を使うゲームです。




その他

5/2にね…、すごく悔しいことがあったんですよ。

弘前にある商業施設、ヒロロにね、
ハリウッドザコシショウが来てくれたんですよ。

ハリウッドザコシショウがね…!!!


お笑い好きなんで、めちゃくちゃ見に行きたかったんですよ…
しかも前説で松本りんすも来てくれたって言うじゃないですか…


お店のオーナーにも行きたかったらお店抜けていいよって、
言ってもらってたんですよ…
でも…

コロナがね…

コロナが怖い今日この頃で…
ちょっと怖くて行かなかったんですよ…

行かなかったことに後悔はないんですけど、
せっかく弘前で、しかも間近でハリウッドザコシショウが見れるんだから、
客席満杯にして、立ち見もいっぱいにして、
盛大にお迎えしたかった(わたしにそんな権力はない)…
その1人に加わりたかった…

早くコロナを収束させて、お笑いライブで大笑いしたいものです。

最後に。

ハリウッドザコシショウ!松本りんす!
弘前に来てくれてありがとう!!!

ヒロロのスタッフさん、
またイベント企画してね!!!
今度はもう少し落ち着いた頃によろしくお願いします!!!




2001年の名作RPG「盗人講座」が好きだから遊んでほしい

ゲームアツマールで「盗人講座」をプレイした。 RPGツクール往年の名作とあって、面白い…・。備忘録がてら紹介していきます。 盗人講座とは 「 盗み 」をテーマに2001年に制作されたフリーゲーム。 こうして書くと胡散臭く見えるけれど、 勇気と正義の物語なんですよ…! ~ ストーリ...